料理と日本酒のマッチングの会
料理は五味(甘・酸・辛・苦・鹹)五法(生・煮・焼・揚・蒸)を考えて考察、
日本酒は濃淡、酸味、甘辛などでお客様にお勧めしています。
それぞれ何十種とタイプの違うものを比較しながら、相性を今まできちんと検証・考察はしきれていなかった「料理と日本酒のマッチング」。
やる気のあるスタッフも充実してきて、いろいろ勉強できる機会を作ろうという考えが発端で、タイプの違う料理、タイプの違う日本酒を用意し体験・検証・考察をする会を行いました。
こういう機会うちのスタッフだけではもったいないなとも思い、日本料理研鑽会「喜志会」のメンバー店舗にも声を掛けました。
そして、料理とお酒で考えると、料理のプロだけでなく、お酒を造る人、お酒をコンサルティングする人も交えれば、更に面白い意見が聞けるかと、親しくさせていただいている蔵元の「富久長」の今田美穂さん、「神雷」の三輪裕治さん、大和屋酒舗さんにお声掛けし、参加いただくことになりました。
人数も24名と大所帯にもなり、事前の打ち合わせも何度か行い、しっかりした内容に仕上げて臨みました。初回というのもあり、料理、酒も数はしぼりましたが、十数種x十数種と相当な組み合わせの検証に。
まずは、料理のタイプ分け、酒のタイプを説明し、相性が良いと予想される組み合わせから合わせていき、その他の組み合わせは各自で検証。順当な相性は多かったのですが、意外な組み合わせも有り、なぜ合うか、話は盛り上がりました。
遠方からお越し頂いた蔵元さんには、いろいろなタイプのお酒をこういうきっちりした検証する機会は無く、目から鱗でしたと高評価いただき、また、各店舗スタッフも随分スキルアップにつながったようで、第2回もとの意見もあり、企画してよかったです。唯一の休みの日曜日を返上して皆さまご苦労様でした!