呉沿線蔵見学
今日は繁忙期に突入しつつある11月下旬一休みしたいところですが、呉沿線蔵見学に行った参りました。日本酒に興味を持ちかけている若い有望スタッフに、広島を代表する銘酒を造られている、情熱のある蔵元さんに現場で話聞かせていただいて、こんなに思いが入ったお酒があることを感じてもらいという思いです。
午前は雨後の月の相原酒造です。仁方駅に着いたら、相原社長自らお出迎え。
蔵までの仁方の街並みを歩きながら、もともと仁方が、海運の要の港に会った経緯、それに伴って発展た、やすり、醤油蔵、日本酒蔵の話を伺いながら。ガイド並みのお話は内容満載です。
蔵についてからまず座学。10枚程度のPowerPointにまとめられた資料を各自渡されました。ほかの蔵では経験のない体系化された相原さんの理系っぽい段取りでした。私も、仁方までの電車中、手製の酒造りの概要資料を各自に渡し予習説明しての訪問でした。スタッフ細かい二人に休まりませんね。
広島の酒蔵発展の経緯、広島精米発展、それにかかわった蔵の経緯、ほかの搬送産業の転換に影響され、発展した話、水質による酒蔵の取り組み、昨今の原料調達の重要さ、実際の造りの前勉強など盛りだくさん、興味津々で、皆ペンを持ちメモしながら伺いました。皆、熱心です。
相原さんの熱弁、皆の関心度の高さから、この前段階で、たっぷりの時間撮っていたつもりが、時間がものすごく押して、蔵見学は駆け足!
皆、初めての麹の香り、味など体験です。
もろみの沸き立つ香りに感動!
実際の搾りの酒の香り
通常稼働中の蔵の心臓部麹室には入れてもらえませんが、特別に入って、熱気、香り、体験。
最後は、相原さんの所有の高級車載せて爆音聞かせていただき、終了。
続いて、急ぎ足で安芸津の富久長の今田酒造本店。
私は何度もお邪魔させていた大いていますが、美穂さんの広島の酒、広島の杜氏の話こんなにしっかりは初めてです。思いは熱いです。
というころで、こちらも時間押してこれから駆け足。
蔵は数年前お邪魔した時より、設備充実して、いい酒造るため攻めています。
富久長の独特の酒米八反草の実物。背丈長い。これは栽培大変です。通常の稲の2倍くらいです。
あっという間のタイトなスケジュール。皆お疲れ様です。
少しでも、広島にこんなにいいお酒があって、こんなに熱い思いで作られていることを感じくれたらうれしいです。
日々いらっしゃるお客様へも伝えることができたら、段取りした甲斐も、激しく忙しい造り期間中、時間を作っていただいた蔵元さんも喜んでもらえると思います。